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2010年5月19日 (水)

熊野神社神楽奉納⑥~大蛇退治~

乱暴者で高天原を追放された、須佐之男命は出雲の国の肥の河の川上にある、鳥髪と言う所に降り立ち、川に箸が流れて来るのを見付け「これは上流に人が住んでいるのだろう!?」と川に沿って上って行くと一軒の家を見付け中を覗いて見ると翁と婆が美しい少女を挟んで泣いていました。不思議に思った須佐之男命は、どうしたのかと訊ねると翁は、「私は、国つ神の大山津見神の子足名椎(アシナヅチ)と申し妻の名は手名椎(テナヅチ)、娘は櫛名田比売(クシナダヒメ)と申します。実は私達には8人の娘がいましたが、高志(コシ)の八俣の大蛇に毎年喰われ今年はとうとう末娘のこの子の番に成ってしまった・・・。」と酷く落胆していました。で八俣の大蛇とは問うと「目は熟れたホウズキの様に赤く光り、1つの身体に八つの頭を持っていて胴体は苔と杉に覆われ、その長さは八つの谷八つの丘にまたがり腹がいつも血でただれている途方もない怪物だ!」と翁は応えた「なるほど・・・・。」須佐之男命は、暫らく考え「大蛇を退治したら、娘を私に頂けますか?」と翁に言うと「それは有り難いが、貴方は誰ですか?」「失敬、失敬(^^ゞ私は、天照大神の弟の須佐之男命。たった今天より降ってまいりましたぁ~!」「それはそれは御無礼いたしました。是非、娘を奉りたいと思います。」とこんな会話が在ったのでしょう!?そして須佐之男命は、大蛇の大好物の酒をしこたま呑ませて酔っ払ったところを一突きに・・・(^^)vと作戦を立てました。熊野大神社の大蛇は目は赤く血走り身体は苔や杉に覆われ腹は血でただれた様に赤いのですが、頭は1つでした・・・・がその迫力は、八俣の大蛇以上です。大蛇が、娘を喰らおうとしたその前に酒が並々と注がれた樽を見つけ一気に呑み干します。そこへ、須佐之男命が颯爽と登場しますが、いくら酔っているとは言えこれだけの大蛇、一進一退の攻防が続き、遂に十拳の剣(後の草薙の剣)で一突き見事に倒しその尾から素晴らしい剣が一振り出て来ました。須佐之男命はこの剣を天照大神に献上しました。この剣こそが今も語り継がれている幻の名剣天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)です。

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