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2009年5月

2009年5月30日 (土)

初夏の散策~身延山丈六堂~

Sdsc_1223_2  身延山久遠寺の裏手、奥の院に至る東の参道を30分ほど上って行くと身延山上之山錦之森丈六堂は在ります。起源は、文永11(1274)年5月17日日蓮大聖人が身延山に御入山され或る時身延山中を散策されておられると三本の老松の梢に紫雲棚引き、周囲の紅葉はまるで錦繍(きんしゅう)の帳の様に輝きその中に釈迦尼佛のお姿が現れ同時に千体の分身が花が舞い優雅な音楽が響き渡る中現れそれを観た日蓮大聖人はこの上之山を「錦之森」と御命名に成ったと伝えられているそうです。その時の松は嘉暦2(1327)年に枯れてしまったとの事です。時を経て寛永20(1643)年、身延山26世日暹(ニッセン)上人の代に久遠寺の境内に釈迦尊堂が建立され、その堂内の御尊像は徳川家康の側室で紀伊徳川家の祖頼宣、水戸徳川家の祖頼房の生母で身延山22世日遠上人に深く帰依された養珠院殿妙紹日心尊尼(お万の方)が主と成り丈六釈尊像が寄進され堂内に安置されました。御尊像のお腹籠には、京都の大仏師三宝寺の中正院日護上人の作で岐阜養老公園の妙見堂、神奈川県厚木市の妙伝寺の丈六尊像は一木三体と御題目横帖に書き納められ今に伝わっています。その後、寛文4(1664)年9月25日、身延山28世日奠(ニチデン)上人代に日蓮大聖人が錦之森と名付けたこの地に移り世界平和と一天四海皆帰妙法を祈願しつつ、尼僧衆が御給仕と伝統を護り続けているとの事です。

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丈六堂の御尊像、丈六釋尊像と背後には分身の千体の釈迦尼佛像。

御本尊の四方には、御本尊を護る様に持国天・増長天・廣目天・多聞天の四天王像が安置されています。

Sd30_5709_3持国天は、本来インド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教の守護神として取り上げられ仏の住む須弥山の4方向を護る四天王の1人としてして東の方角を護るされている、日本では革製の甲冑を身に着け体色は赤く右手の拳を腰に置き左手に刀を持った唐代の武将風の姿で表されている。この像も足下の邪鬼を踏みつけ刀を持つ左手を振り上げ仏敵を威嚇し右手に拳を作り腰に置いている。

Sd30_5706_4増長天もインドラの配下で、須弥山の南の方角を護るとされ日本では革製の甲冑を身に着け体色は赤く右手は右胸の前で剣を持ち左手は拳にし右腰に置く唐代の武将風の姿で表されている。また中国の民間信仰に於いては青い顔で宝釼を持った姿で描かれるとあるので、この像は中国の像に近い様ですが、持国天同様足下の邪鬼を踏みつけ右手の宝釼を挙げ仏敵を威嚇し左手に拳を作り腰に置いている。

Sd30_5705 廣目天もインドラの配下で、須弥山の西の方角を護るとされ日本では革製の甲冑を身に着け古くは筆を持ち巻物に何かを書き留めている姿で表現された。しかしこれは主に天平時代のもので平安以降は右手は三鈷戟を持ち、左手は拳にして右腰に置く姿で描かれる。とあるがこの像は右手に三鈷戟持ち左手に筆を持って邪鬼の上に静かに立っている様に作られている。

Sd30_5708_2多聞天は毘沙門天と言った方が馴染みがあるのでは!?多聞天もインドラの配下で、須弥山の北の方角を護るとされ日本では革製の甲冑を身に着け左手で宝塔を挙げ左手に宝棒を持った唐の武将の姿で邪鬼と呼ばれる鬼形の者の上に乗ることが多く多聞天を単独で祀る場合安置する場所は毘沙門天と呼ばれています。

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入梅間近ですが、梅雨の合間の爽やかに晴れた日に杉の香りが漂う身延のお山を散策するのも好いでしょう。丈六堂の拝観は自由に出来、親切な尼僧さんが堂内の案内もしてくれます。5月の半ば頃までは、丈六堂の周りにはシャガが群生しは、最近はそちらも注目されシャガを観に多くの方々も訪れています。 

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2009年5月27日 (水)

身延山五重塔落慶大法要

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去る、5月13日~17日身延山久遠時の今年最大の行事であろう五重塔落慶大法要が境内に於いて盛大に行われました。

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毎日の大法要と日替わりのアトラクションは、中々観る事の出来ないアーチスト達の舞台です。毎日、2000人以上が訪れる受付のテント群、1000人近くを収容出来る大テント、綺麗に飾られた五重塔等はすっかり準備も整い、落慶大法要の始まりを待ち侘びているかの様です。

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身延山第九十二世内野日総猊下の読経の奉納が始まると、大勢の人でごった返し喧騒が絶え間なかった境内に静寂が広がり一人一人が、瞑想に耽っているかの様でした。

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幾つもの身延山の行事を撮って来ましたが、焼香の奉納と言うのかこの儀式は初めて撮りました。一人の僧呂が抹香を焚き煌びやかな器で焼香を奉納する姿は一つの無駄な所作は無く、まるで、茶を立ているかの様に優雅に繰り広げられました。

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約1時間に及ぶ大法要が済みまた大勢の喧騒が戻って来ました。この大法要が、17日まで午前11時か執り行なわれました。

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身延山久遠寺五重塔落慶大法要も無事終わり、深山の信仰のお山に静寂と荘厳な空気が戻って来ました。

Gallery ~薔薇Ⅲ~

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2009年5月26日 (火)

大聖寺不動尊祭典&柴燈大護摩法要

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去る4月29日に甲斐源氏所縁の大聖寺で恒例の不動尊祭典と柴燈(サイトウ)大護摩法要が開催されました。大聖寺のある八日市地区の言われは、武田信玄の時代に源義光が開基した大聖寺の境内で開かれた市で甲斐国史によると「古事・日を定め市を開きし処在り」とあり、不動尊の縁日(八日)の内、正月28日と6月28日の2回、盛大な祭りの市が大聖寺荘園で開かれ門前市として栄えたそうです。また駿河からの物資が、甲斐、信濃方面に運ばれる途中、八日市場に降ろされ門前市を成すとの伝承により八日市が始まったとの云われが大聖寺に伝わっているようです。

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本堂で護摩法要と加持祈祷を済ませた修験者達が境内に向います。

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いよいよ柴燈大護摩法要(火渡り法要)が行われます。修験道では、御幣や幣の事を梵天と呼び、梵天に依り柴燈護摩が焚かれる結界の中を清め、《神力加持の法弓をもって生死の悪魔を破る!》と呪文を唱えながら護摩道場の四隅に矢を放ち悪魔を祓う法弓の儀、最後に真剣に依る結界の清めを行い大護摩に火が放たれるのですが、結界の中の空気を切り裂く刃の迫力は流石に荒々しい修行を積んだ山伏の成せる技なのでしょう。

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般若心経が読まれる中、古い護符や破魔矢が積み上げられた護摩に火が点けられ火渡り法要の始まりです。山伏姿の修験者達は、日蓮宗の護摩焚きの僧侶と違い腰に刀を差し、手には錫杖を持ちその形相は動の荒々しさに満ち苛酷な修行に裏打ちされた確かな自信の現れではないかと思いました。私も護摩の焚かれた煙をたっぷりと浴び1年の無病息災、家内安全を祈願して、今年の柴燈大護摩法要は幕を閉じました。

Gallery 薔薇Ⅱ

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※Gallery1枚目の写真は昨日の1枚目の薔薇です。昨日の写真は、絞り開放でフラッシュにティッシュを被せて1/2000で日中シンクロさせ超ハイキーで日本画の様な色調にしてみました。

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2009年5月24日 (日)

ブログ再開 ~ジムニータイヤ交換身延発号発進!~

年明けから、月に何度かPCの画面がグレーアウトしたりフリーズしたりその度にリカバリーして来ましたが、流石にこれは、いかんと!3年の長期保証が切れる前に修理に出そうと思っていたところ、ジムニーのタイヤ交換の記事を書いている最中にフリーズ!?修理に出したのがタイミング悪く連休前、1週間程のロスを含めて、昨日やっと無事に修理から還って来ました(^^)vその間ノートで挙げようかと思いましたが、画像以外のデータをバックアプしていたので重い遅いで、ノートもダウン寸前、敢え無くノートでの更新を断念しました(^^ゞで、前書きが長くなりましたが、連休前にアップしようとした記事を順にアップしていきます。

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遅れ馳せながら4月の中旬、夏タイヤに履き替えました。ジムニーの為に作られた様な、ダンロップ・グラントレックMT2 7.00R16と言う外径782m/mの大口径タイヤです。乗り心地は、話に聞くほど音も煩くなく車高も6cm程上がったのでとても快適です(^^)v身延発のカッティングシートも出来上がりリアウィンドウに貼ってあるので、見掛けた方は気軽に?お声掛けして下さい(^^)

Gallery~暫く薔薇を挙げます~

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